大学の構内の雪もとけはじめ,フキノトウまで顔を出す始末.「もう調査いけるでしょ?」という気分になり,気が付けば沢の入り口に立っていました.しかし,入り口には雪の山が立ちはだかります.「じゃあ,どこまで歩けるかパトロールって事で」と,自分にアンパンマンのような言い訳をしつつ,沢に足を踏み入れました.
積雪深50 cm弱.当然,膝下まで足が沈みます.ただでさえ化石が少ない場所なのに,雪で何も見えない… そして自分の愚かさにも目を背け,見えてるのは「奥に行ったら,露頭見えるんじゃね?」という自分の妄想だけでした.
雪多いですわ.空知でこんな感じだから,道北はもっと無理なんでしょう.「しばらく待つのが大人だな」と思いながら帰ってきたけれど,帰ってすぐ「かんじき」をネットで検索してました.いや,いくら歩けたとしても,露頭見えないからね,落ち着け.今年は4月末でもキツいかもしれないです.